story11.北摂のシンボル、竹の良いとこ、悪いとこ

今日から6月。すっかり春も終わり、今は初夏の空気に満ち満ちています。我が家の裏手の奥山には昔から竹やぶがあり、春になるとたけのこが顔をのぞかせ、掘っては食すのが毎年の楽しみになっています。今年も4月~5月にかけ、時には知人をお呼びして、竹の恵みを満喫しました。竹は、北摂地域には昔からよく生えており、私が通っていた吹田の母校でも、校歌のフレーズや校章のモチーフになるなど、この辺りでは馴染みの深い植物の1つであると考えられます。また、竹は、スクスクと伸びる生命力や、整然とした景観など良いイメージがありますし、たけのこのような直接的な恵み以外にも、竹細工や竹炭などの原料としても広く利用されるものです。

ただ、良い部分だけではありません。強い生命力ゆえ、放置していると、隣接地まで伸び過ぎたり、密集し過ぎて竹やぶ全体が荒廃してしまったり、地下茎がどんどん伸びて竹やぶのエリアが家の目前まで迫ってきたりします。そのため、境界付近の竹は切り、大き過ぎるたけのこは竹にならないよう切り落とし、枯れかけた竹は間引くなど、何とか頑張って最低限の手入れをしていますが、なかなか追いつかないのが実情です。また、切った竹について何か有効利用できないかと、竹細工やパウダー利用をする事業者に問い合わせたこともありましたが、品質面や初期コストの問題などがあり、これもなかなか難しいようです。

現在は、切った竹やたけのこは地面に寝かせ、ゆっくりと土に戻るのを待ちながら、なるべく自然な形になるようにしています。竹林だけでなく、周りの枯れ木や落ち葉を循環利用することも考慮に入れ、小鳥たちの棲み家にもなるような環境が整えることができたらと思っています。これからも、できる限りの範囲で家の周りのみどりを美しく保ち、来られた方の癒しスポットとして喜んでいただけるよう、精一杯、手入れしていこうと思います。

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Katsuji