story27.みどりは量よりも質が大事

いきなりですが、下の写真は、我が家を空中から撮影したGoogleの航空写真です。こうして改めてみるとビックリするのですが、家屋以外、その周りは見事にみどりで覆われています。自然豊かで良いという意見もあるでしょうし、これだけみどりが多ければ、いろんな生き物が生息できたり、光合成により地球温暖化の原因となる二酸化炭素を取り込んで大量の酸素を供給するなど、地球環境保全にも貢献するという考え方もあるでしょう。

ただ、特に都市や住宅地の中では、管理されていない鬱蒼としたみどりは、良いことばかりでないことも事実です。1つは、台風などの後には木が倒れたり、枝や落ち葉を飛ばしたりなど近所の方にご迷惑をおかけしてしまうことです。もう1つは、木々に覆われていることで死角になる部分が多くなり、少し物騒であることも挙げられます。その他、夏にはやぶ蚊が異常に発生するなど、安全・安心という意味では必ずしも良い訳ではありません。家のすぐ周りは、木の高さを整えたり、落ち葉を処理したり、日当たりも考えながら、視覚的にもできるだけ快適に過ごせるよう管理をしているのですが、少し離れた場所についてはなかなか管理しきれません。どんどん木が成長し、竹の生育場所が家の方まで浸食してきて、日当たりも悪くなり、暗くジメジメしてきています。極めつけは、昨年の台風21号で、その影響で、story12にも書かせていただいた最も大きなユリノキが根こそぎ倒れてしまったり、竹林の多くが倒れて足の踏み場もないような状態になったりしています。

前職時代、環境保全の計画づくりに携わる場合が多かったのですが、その時も、単にみどりの量を増やせば良いという訳ではなく、みどりの質の方がより重要であるように流れが変わってきていました。我が家の方も、景観や自然環境に配慮しながらも、質の向上を図りつつ、きちんと管理できるように改善していく必要があると思います。我が家のような住宅地においては、放置された大きな自然より、適度に手が入った目の届く範囲の自然の方が、きっと人にも環境にも良いんだろうなと考えるようになっています。 写真グーグル

Katsuji