story44.1に掃除、2に掃除、掃除の効用

秋のこの時期は行楽日和が続きますが、我が家を利用したギャラリーやワークショップなどのイベントが多い時期でもあります。また最近は、建築の専門家や、古民家保全の活動をされている方々が我が家を見学に来る機会も多くあります。このような来訪があるたびに、夫婦で、せっせと掃除をすることが必要になります。普段行き届かない各部屋や廊下などの細かい部分の汚れやほこり、庭の木の剪定や落ち葉処理など、掃除は屋内外のいろんな箇所にわたります。結構な肉体労働ではありますが、目に見えて綺麗になっていくことは非常に気持ちが良いですし、家や庭にとっても定期的に手が入ることは長持ちする上で欠かせないことだと思います。

私が子供の頃から、いろいろな家仕事がありましたが、やはり掃除が一番大変だったと思います。家の中は掃き掃除や廊下の水拭きを毎日やっていましたし、庭については小木を伐採、薪割りして、お風呂を沸かしたり、落ち葉を集めて焚き火をして灰を肥料にしたりと、うまく循環させながら綺麗にしていました。幼い頃は、そのような作業が好きで、掃除については、よくお手伝いをしていたと思います。家事の中で、昔は炊事や洗濯も大変でしたが、今は機械化が進み、いろいろな便利グッズが誕生して、だいぶ時間や労力が削減されてきたと思います。ただ、掃除については機械化することには限界があって、今なおほとんどが肉体労働であるように思います。

夫婦とも日常はいろいろな仕事があって、毎日掃除をするという生活にはなかなかなりませんが、要所要所でいろいろな方が来訪されるので、おのずと掃除する機会が設けられます。掃除は大変ですが、心身ともに気持ちの良い作業です。細かい物の片付けや飾りつけなどはほとんど妻がやっていますが、最近は、毎回の教室前のアトリエの掃き掃除は、率先して私の方でやっています。会社勤めの時代は、家の掃除はほとんどせず、当時の会社のフロアー掃除も外部事業者の方にやっていただいていましたが、いま、自分の家および職場のほこりを、丁寧にほうきで掃き取っていく時間は、案外、心地の良い時間でもあります。 アトリエ写真展

 Katsuji