スペースのこと
築100年の母屋と
小さなアトリエ。
パピエの母屋は、大正末期に建てられたまもなく築100年になろうとしている古い家です。私は幼少の頃からずっとこの家で暮らしており、結婚後しばらくは家を離れましたが、2003年、二世帯住宅として増改築した上で、再びこの家で暮らしています。子供の頃には気づかなかった木のぬくもりや落ち着き、工法や素材の知恵と工夫、いろんな動植物、季節感を味わえる環境など、多くの良さを再発見し、これまで以上に愛着を感じています。
この家は、国の重要文化財である聴竹居を建てた藤井厚二が設計した家です。藤井厚二は、和洋折衷、環境共生型の多くの木造モダニズム建築を手掛けた建築家であり、このほど、関係者の方々のご尽力もあって、パピエの母屋は登録有形文化財になる運びとなりました。
このような建物ですが、藤井厚二建築と知る随分前から、新設したアトリエにて、妻あべまりえの水彩教室や個展、グループ展などを実施し、皆さまの憩いの場として家を開放して参りました。ここ数年は、母屋も含めいろいろな新しいイベントを開催しておりますが、多くの方々にお越しいただくことで、家がとても良い表情をして喜んでいるように感じています。今後も、皆さまに愛され集まっていただけるような彩りある空間になっていけばと思います。
プラン&コーディネーター
学びの場、集いの場
アトリエや、母屋のリビングやキッチンを利用して、
さまざまな分野におけるワークショップやギャラリー、イベントなどを開催しています。
是非ご参加いただき、一緒に楽しい時間をお過ごしいただけたらと思います。
・ワークショップ(リース作り、消しゴムスタンプ、カリグラフィー、フォト、指ヨガなど)
・ギャラリー(カレンダー原画展、水彩作品展、写真展など)
・イベント(カフェ的イベント、ワインイベント、和菓子販売イベントなど)
皆さまの中で、「私も何か教えてみたい」「私も作品を展示してみたい」
「場所を使って何かイベントをしたい」など、
このスペースを借りたいというご要望がありましたら、是非ご連絡ください。
利用規約
名称 | papier(パピエ) | ||||||||||||||||||||
床面積 | ・アトリエ(上図面 A) 約19㎡(大:約4.5×3.0m、小:約2.1×2.8m、角除く) ・リビング(上図面 B) 約23㎡(約5.9×3.9m) ・キッチン(上図面 C) 約13㎡(約4.0×3.9m、角除く) |
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用途例 |
・アート系のワークショップなどさまざまな文化教室、体験教室 |
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設備 | 各種テーブル/各種いす/ホワイトボード(45cm×60cm)など、無料で貸し出しいたします。 ※ 古民家リビングでプロジェクタをご使用される場合のみ有料(2,000円)となります ※ ギャラリーの場合の陳列や展示などについて、できるだけ機材類はレンタルいたしますが、作業は基本的にご利用者の方にお任せいたします。 ※ 冷蔵庫、ガスコンロ、水道、お湯(ティファール)、食器類(グラスやカップ等)などは、適宜、準備していますので、ご利用ください。 ※ 飲食物などの持ち込みご希望の方は、事前にご相談ください。 |
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利用時間 | 10:00〜17:00(準備や後片付け・搬出などは、利用時間外でも大丈夫です) | ||||||||||||||||||||
利用料金 |
※ レンタル日数は上記以外でも可能です。撮影・ロケの場合の料金は別途ご相談させていただきます。 |